爆誕!!VYM100万円男!!(その1)
決 心
俺は決めた。
2022年,毎月100万円,VYMを買うことを!
このブログは,今年50歳になるインデックス投資家が,高配当ETF「VYM」を毎月100万円購入する軌跡を記録するものである。
経 緯
2008年8月,俺は投信の積立を始めた。
きっかけは,「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだことだ。
キャッシュフロークワドラントの「I」,すなわち投資家になろうと思ったのだ。
当時の投信の信託報酬は,今思えばめちゃくちゃ高かった。
投信を積み立て,ある程度溜まったら信託報酬が安い米国ETFに乗り換えるなんて話があったくらいだ(いきなり米国ETFを買わないのは,当時の購入時手数料が高く,少額の購入だと手数料負けするから)。
そして時は流れ,来年50歳になる2021年,投信の評価額は4000万円位になっていた。
定年まで10年。あと2000万円ほど投信を買えるので,6000万円+αで引退だなと思っていた。
FIRE!
そうしたら,突然のFIREブームだ。
「トリニティスタディ」,「4%ルール」という言葉を初めて知った。
そして,「出口戦略」なる言葉も。
”「出口戦略」かあ,そう言えば,今まで買うばかりで,売ることは考えてなかったな”と思った。
こうして「出口戦略」でググるうち,「機会リスク」という言葉に出くわした。
要するに,引退直後に株式市場が暴落すると,老後生活が破綻するというものだ。
驚愕した。
今まで,暴落なんて,ただ投信が安く買えるだけと思っていた。
引退直後に暴落が来たらどうしようと不安になった。
実は俺は,投信積立とは別に500万円でS&P500のETF(東証に上場しているヤツ)を短期で売り買いし,最近は1年で給料1か月分くらい稼いでいた。
そのときは気分は良かったが,今思えば,この10年,米国株は絶好調だったので,そのくらい利益が出ても何ら不思議ではない。
その金で普通に投信を買い増しておけば良かったと思う。
そして,2021年,米国株はバブルだという声が聞こえ始めた。
俺は暴落に備え,東証ETFの売買をやめ,いつでも資金を投入できるよう待機していた。←コロナ暴落時は仕事が多忙で,株式市場のことなど眼中になかった。
だが,暴落は来なかった。
「機会損失」という言葉が頭をよぎった。
焦りを感じながら,引き続き「出口戦略」をリサーチしている中,出会ったのだ。
「高配当ETF」に。(続く)